水子とは、中絶、流産、早産、死産などで光を見ることもなく、親を知ることもなく暗闇の世界へ流れてしまった子供たちのことです。

お地蔵さまは、私たち衆生を救うためこの世に出て来られた菩薩さまです。仏に代って、どんな衆生も救わずにはおかない、若し重苦あらば、われ代ってその苦 を受けよう、たとい1人でも苦しむ衆生がある限り、わたしは仏にならないと誓 いをたてられた菩薩さまです。そのため、どんなところへでも行かれ、どんな姿 にでも身を変え、苦しむ衆生のためにはどんなことでもなされるのです。

親より先に旅立ってしまった水子たちはその逆縁の罪により暗い闇の世界、賽の河原で毎日父母のことを想い、父母の救いの手を待っています。そんな水子たちの親代わりとなって下さる仏さまがお地蔵さまなのです。すがりついてくるどのような水子でも優しく衣の袖で包みこみ仏の世界へと導いてくださるのです。

水子の供養には、不幸な水子を私たちに代わって救ってくださるお地蔵さまの深いお慈悲に感謝し、尊敬の念をもってお仕えする。自らも良き行為を積んで正しく生きていく真摯（しんし）心が大切です。また、亡き子の幸せを願っていること、いつも子供たちを忘れていないこと、どうか自分たちをあの世で見守っていて欲しいという親の想いを伝えることが大切です。

この親の真心がお地蔵さまの御心に、そして水子の心に届いたとき、水子は美しく輝く仏の世界へと導かれるのです。その時、水子の両親の幸せを願う想いも叶うのです。水子は両親や家族の守り神となってくださるのです。

水子はこの世にかたちをとどめることなく闇の世界に流されてしまったため、本当に心から愛情を注げるのは水子の両親しかありません。もしその両親が死んだ場合、水子の存在を誰も知らなくなってしまいます。その水子たちは一度の供養もされることなくいつまでも闇の世界で親の救いを待ち続けているのです。

幸せ薄い水子に優しい親の思いを伝えましょう。思いつけばすぐ行うことが大切です。このように考えますと自分に水子はなくても、ご先祖の中に供養されずに放置されていることも考えられます。是非この機会にご先祖の水子供養についても考えてみましょう。

是非ご本人でお寺へお詣り下さい。仏前にぬかづき、香を手向け、水子を救ってくださるお地蔵さまに感謝し、水子に本当に幸せになって欲しいと願ってください。そして供養を通じてより強く明るい人生へ再出発していただくことが大切なのです。当寺の供養に関するかぎり「秘密」を少しも恐れることはありません。匿名でも受け付けいたします。

長楽寺では毎年8月23日に水子供養献灯会を行っております。
なるべく多くの方とご供養をと考えておりますので、永代供養者だけでなくインターネットでのご供養をされた方や一般の方も是非ご参加下さい。

毎日受付できますが住職が葬儀や行事のため供養できない日もございますので、事前に予約してください（最近住職が留守にしている時が多くなっております、せっかく来ていただいても、またお越しいただかないといけない場合がございますので、お越しになる際は1度ご連絡ください）。

お名前、希望日時をお知らせください。
TEL：079-452-2530

ご面倒おかけしますが、メールでの受付は現在一時中止中です。お電話での受付は可能です。

・まず浄水で手を浄めて、庫裏の方に声をかけてから本堂にお詣り下さい。
・予約時間に遅れないようにしてください。
・供養の時間は約30分です。永代供養の場合、複数の霊をご供養の場合は1時間程度です。
・服装は自由です。
・お数珠があればご持参下さい。

複数の水子霊をご供養したいとき、お骨を持っているがどうすれば良いかわからない、思い出の品を持っているのがつらいなど、もしわからないことがあればなんでもご相談下さい。

TEL：079-452-2530

ご面倒おかけしますが、メールでの受付は現在一時中止中です。お電話での受付は可能です。

遠方等で御来山できない方は 郵送による申し込みも受け付けています。ご来山いただいた場合と同じ方法で供養をし、塔婆・小地蔵石仏等水小地蔵尊前に奉安した様子を撮影し、メールにてお送りいたします。

現在水子供養のメールでのお申し込みご予約は行っておりません。ご面倒ですが、お電話にてお問い合わせ下さい。お問い合わせのメールフォームは残していますが、ご回答、ご返信はできませんのでご了承下さい。